最近はずっといい天気が続いて、暑いですね

熱中症には気をつけて下さい。
まず、9月の休診日のお知らせです。
2日(日)、9日(日)、16日(日)、17日(月・祝)
23日(日)、24日(月・祝)、30日(日)
今回のブログのテーマは「日常ケア」です。
第1回は肛門腺についてです。

肛門腺は肛門の左右に1つずつある分泌腺です。
お尻の穴を時計の中心に例えると、ちょうど4時と8時の位置にあります。
この分泌物は、非常に臭いが強く、ドロッとした粘土状ものからサラサラした液状のもの、
色もさまざまで、黄色っぽいものから茶色や灰色、黒などワンちゃん・ネコちゃんによって違いがあります。
肛門腺の役割は強烈な臭いのする分泌液を出してマーキングをしたり、
スカンク同様敵から身を守ることです。
人間にはない器官です。

本来なら排便とともに肛門腺が圧迫され分泌物も排出されるのですが、
なかには排出できなくて溜まってしまう子もいます。
分泌物が溜まりすぎてしまうと、細菌感染を引き起こしやすく、
炎症や化膿、そして破裂をしてしまうこともあります


床にお尻をこすりつけてたり、お尻が臭ってきたりすると肛門腺が溜まってきた合図です。
お尻を気にし始めたら肛門腺をしぼってあげてください。
1ヵ月に1回は絞ってあげるといいと思います。
自分ではうまくできませんという方は動物病院かトリミングに行ったときにしてもらうといいですよ

当院でも肛門腺しぼりのみでもやっていますので、お気軽にどうぞ

料金は税込み540円です。