2020年07月25日

8月キャンペーンのご案内

こんにちは、看護師の三浦です



最近は暑い日が続いており、本格的な夏が来ましたね



うちの子達も、冷たい床によく転がっています



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皆様も熱中症など、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さいね。



さて、暑くなってくると特に注意していただきたいのが、ワンちゃんネコちゃんのフード管理です。



ペットフードは開封した時点から、空気に触れることでフードに含まれている脂質が酸化し、劣化し始めます。



この劣化が進むと、風味や味が落ちるのはもちろんのこと、酸化した脂質が、ワンちゃんネコちゃんの健康に悪影響を及ぼしてしまい、特に肝臓に負担をかけてしまうことが分かっています。



今回は、おススメの保存方法をご紹介致します



●ドライフード


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まずは、高温多湿をさけ、直射日光の当たらない、冷暗所で保存することが基本となります。
冷蔵庫での保存は、出し入れの際に結露が生じ、カビの発生原因となりますので、NGです。



具体的な保存方法は以下の2点がおススメです。



〇ジップロックなどの、密閉できる袋に小分けにして保存する(できれば1袋に1つ、乾燥剤などを入れるとベストです)



〇フードストッカーに袋のまま入れて保存する



小分けにすると、フード全体に空気が触れることを防げます。もし小分けが難しければ、しっかりと袋内の空気を抜いたうえで、フードストッカーに元々の袋ごと入れましょう。
フードストッカーにフードを丸々移してしまうと、容器のニオイや味が移り、風味が損なわれる場合があるからです。



どちらの方法でも、開封してから1か月以内で全て使いきりましょう。
特に処方食を食べている場合は、大きいサイズの方がお得ですが、食べきるまでに時間が掛かってしまうと、先述した酸化がどんどん進んでしまいます。



●ウエットフード


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開封したら、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵保存でも、1〜2日以内で使いきるようにして下さい。



それでも食べきれない場合は、1回分に小分けにして、冷凍保存も可能です。
ただ、冷凍保存でも、風味や味が落ちてしまうので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。



フードは、保存場所や方法によって、開封後の品質や鮮度が大きく変わってきます。
保存方法を間違えたばかりに、健康を損なうことになるなんて絶対に避けたいですね。
もしよろしければ、参考にしてみて下さい



最後に、8月キャンペーンのご案内です



来月は、血液健康診断キャンペーンを行います



爪切りや肛門腺などの、いつもの処置のついでに受けてみませんか?



詳細はスタッフまでお問合せ下さい



※当院よりお願いです。
 当院ではかねてより、コロナウイルス対策(ブログをチェック)を行っております。最近また感染者が全国的に増えてきており、
 飼い主の皆様には引き続き、予防へのご協力をお願い致します。
posted by きらりん at 17:03| 病院案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする