
最近は暑い日が続いており、本格的な夏が来ましたね

うちの子達も、冷たい床によく転がっています



皆様も熱中症など、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さいね。
さて、暑くなってくると特に注意していただきたいのが、ワンちゃんネコちゃんのフード管理です。
ペットフードは開封した時点から、空気に触れることでフードに含まれている脂質が酸化し、劣化し始めます。
この劣化が進むと、風味や味が落ちるのはもちろんのこと、酸化した脂質が、ワンちゃんネコちゃんの健康に悪影響を及ぼしてしまい、特に肝臓に負担をかけてしまうことが分かっています。
今回は、おススメの保存方法をご紹介致します

●ドライフード

まずは、高温多湿をさけ、直射日光の当たらない、冷暗所で保存することが基本となります。
(冷蔵庫での保存は、出し入れの際に結露が生じ、カビの発生原因となりますので、NGです。)
具体的な保存方法は以下の2点がおススメです。
〇ジップロックなどの、密閉できる袋に小分けにして保存する(できれば1袋に1つ、乾燥剤などを入れるとベストです)
〇フードストッカーに袋のまま入れて保存する
小分けにすると、フード全体に空気が触れることを防げます。もし小分けが難しければ、しっかりと袋内の空気を抜いたうえで、フードストッカーに元々の袋ごと入れましょう。
フードストッカーにフードを丸々移してしまうと、容器のニオイや味が移り、風味が損なわれる場合があるからです。
どちらの方法でも、開封してから1か月以内で全て使いきりましょう。
特に処方食を食べている場合は、大きいサイズの方がお得ですが、食べきるまでに時間が掛かってしまうと、先述した酸化がどんどん進んでしまいます。
●ウエットフード

開封したら、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵保存でも、1〜2日以内で使いきるようにして下さい。
それでも食べきれない場合は、1回分に小分けにして、冷凍保存も可能です。
ただ、冷凍保存でも、風味や味が落ちてしまうので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
フードは、保存場所や方法によって、開封後の品質や鮮度が大きく変わってきます。
保存方法を間違えたばかりに、健康を損なうことになるなんて絶対に避けたいですね。
もしよろしければ、参考にしてみて下さい

最後に、8月キャンペーンのご案内です

来月は、血液健康診断キャンペーンを行います

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※当院よりお願いです。
当院ではかねてより、コロナウイルス対策(ブログをチェック)を行っております。最近また感染者が全国的に増えてきており、
飼い主の皆様には引き続き、予防へのご協力をお願い致します。